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酔古堂剣掃 / 集奇・獨坐しては心を防ぐ

群居閉口,獨坐防心。

新字:群居閉口,独坐防心。

書き下し

群居しては口を閉ぢ、獨坐しては心を防ぐ。

現代語訳

人の中にいるときは口を閉ざし、ひとりで座っているときは心を守ります。

解説

人といるときと、ひとりのときの心得を、わずか八字で示した一句です。群居は人と一緒にいること、群れて暮らすことです。そのときは口を慎み、余計なことを言わないようにします。言葉の過ちは、人の中でこそ起こりやすいからです。独坐はひとりで座っていること、防心は心を守る、つまり雑念や邪念が入り込まないように気をつけることです。人の目がないときこそ、心はゆるみやすく、よからぬ思いが湧きやすいのです。これは『中庸』などで説かれる慎独、すなわち独りを慎むという教えにも通じます。人前での言葉と、ひとりのときの心、その両方を整えることが修養の基本なのでしょう。

この章句が説くこと

慎独沈黙修身言葉自省

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この一句を、あなたの毎日に。

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