酔古堂剣掃 / 集奇・仙骨有る者は月も亦た能く飛ぶ
有仙骨者,月亦能飛;無真氣者,形終如槁。
新字:有仙骨者,月亦能飛;無真気者,形終如槁。
書き下し
仙骨有る者は、月も亦た能く飛び、真氣無き者は、形終に槁の如し。
現代語訳
仙人の骨柄を持つ者は、月にさえ飛んでいくことができ、まことの気を持たない者は、体は最後まで枯れ木のようです。
解説
内に宿るものが、その人の姿を決めると言う対句です。仙骨は仙人になれる素質、生まれつきの非凡な骨柄を言います。そうした人は月にまで飛んでいけるほど軽やかだというのです。真気は、道教で生命の根源とされる純粋な気のことです。それを持たない者は、形、つまり体が枯れ木のように生気を失ってしまうといいます。槁は枯れた木のことです。外見の立派さではなく、内に宿る気が人を軽やかにも重たくもするというのです。同じように働き、同じように暮らしていても、生き生きとしている人とそうでない人がいます。内なる気力を養うことを、日々心がけたいものです。
この章句が説くこと
養生気力道教修養仙境
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