古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

酔古堂剣掃 / 集韻・石を掃へば月帚に盈つ

掃石月盈帚,濾泉花滿篩。

新字:掃石月盈帚,濾泉花満篩。

書き下し

石を掃へば月帚に盈ち、泉を濾せば花篩に滿つ。

現代語訳

石を掃くと月の光がほうきいっぱいに満ち、泉の水を漉すと花びらがふるいいっぱいに満ちます。

解説

山居の日常の一こまを美しく詠んだ五言の対句です。夜に庭の石を掃くと、ほうきに月の光がいっぱいにかかり、まるで月を掃き集めているように見えます。茶を淹れるために泉の水をふるいで漉すと、流れてきた花びらがふるいを満たします。掃除や水汲みというありふれた仕事が、月や花と結びつくことで風雅な営みに変わっています。禅の世界でも、掃除や作務は修行とされてきました。日々の家事や雑用も、見方ひとつで心を整える時間になります。手を動かしながら、そこにある美しさに目を向けてみたいものです。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

風雅閑適日常作務自然

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る