古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

酔古堂剣掃 / 集素・雪に和して梅花を嚼む

和雪嚼梅花,羨道人之鐵腳;燒丹染香履,稱先生之醉吟。

新字:和雪嚼梅花,羨道人之鉄脚;焼丹染香履,称先生之酔吟。

書き下し

雪に和して梅花を嚼む、道人の鐵腳を羨む。 丹を燒きて香履を染む、先生の醉吟を稱す。

現代語訳

雪と一緒に梅の花を噛む。そんな鉄脚道人をうらやましく思います。丹薬を焼いてその香りを履物に染み込ませる。そんな酔吟先生をたたえます。

解説

風変わりな二人の隠者の姿を並べた対句です。鉄脚道人は明代に伝わる奇人で、裸足で雪の中を歩き、梅の花を雪と一緒に噛んで、その香りを腹の中にしみ込ませたいと言ったと伝えられます。酔吟先生は唐の白居易が晩年に名乗った号で、酒と詩を愛して洛陽で悠々と暮らしました。焼丹は仙薬を練ることで、白居易にも煉丹を試みたことを詠んだ詩があります。いずれも世間の目から見れば奇矯な振る舞いですが、自分の好きなものにとことん打ち込む純粋さがあります。人目を気にせず、自分なりの楽しみ方を貫く姿は、窮屈な日常にいる私たちに、ある種の憧れを誘います。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

隠逸風雅梅白居易奇人

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る