古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

酔古堂剣掃 / 集素・心苟くも事無ければ則ち息自ら調ふ

心苟無事,則息自調;念苟無欲,則中自守。

書き下し

心苟くも事無ければ、則ち息自ら調ひ、 念苟くも欲無ければ、則ち中自ら守る。

現代語訳

心にもし煩わしい事がなければ、呼吸はおのずと整います。思いにもし欲がなければ、内なる心はおのずと守られます。

解説

心と呼吸、欲と内面の安定との関係を簡潔に述べた対句です。無事は心に煩いごとがないこと、息は呼吸のことです。呼吸を調えることは坐禅や道教の修養で重んじられますが、ここでは無理に整えなくても、心が静まれば呼吸は自然に落ち着くと言います。中は心の内、自守はおのずと保たれることです。欲がなければ外のものに心が引きずられず、内面が乱れません。緊張すると呼吸が浅くなるように、心と体はつながっています。逆に、深く息をして心を静めることもできます。慌ただしい日々の中で、ときどき自分の呼吸に意識を向けてみたくなる一則です。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

養生無欲修身呼吸静寂

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る