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酔古堂剣掃 / 集醒・氣收まれば自ら怒り平らかなり

氣收自覺怒平,神斂自覺言簡,容人自覺味和,守靜自覺天寧。

新字:気収自覚怒平,神斂自覚言簡,容人自覚味和,守静自覚天寧。

書き下し

氣收まれば自ら怒りの平らかなるを覺え、神斂まれば自ら言の簡なるを覺え、人を容るれば自ら味の和するを覺え、靜を守れば自ら天の寧きを覺ゆ。

現代語訳

気持ちが収まれば、自然と怒りが静まるのを感じます。精神が引き締まれば、自然と言葉が簡潔になるのを感じます。人を受け入れれば、自然と味わいが和らぐのを感じます。静けさを守れば、自然と天の安らぎを感じます。

解説

心の内を整えると、それが自然に外の変化となって現れることを、四つの句で示した一則です。気を収めることで怒りが平らになり、神、つまり精神を斂める、引き締めることで言葉が簡潔になります。人を容れることで人間関係の味わいが和らぎ、静を守ることで天の寧さ、天性の安らぎが感じられます。いずれも自ら覚ゆ、つまり無理に努力しなくても自然とそうなることを感じる、という形になっています。怒りを抑えようとしたり、言葉を減らそうとしたりしても、なかなかうまくいきません。まず呼吸を整え、心を静めることから始めれば、その結果として外のふるまいも変わっていくのでしょう。

この章句が説くこと

修身心境寛容静寂節制

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この一句を、あなたの毎日に。

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