酔古堂剣掃 / 集靈・志は高華、趣は淡泊
志要高華,趣要淡泊。
書き下し
志は高華なるを要し、趣は淡泊なるを要す。
現代語訳
志は高く華やかであることが必要で、好みはあっさりと淡いことが必要です。
解説
志と趣味のあり方を、わずか八字で示した一則です。高華は高く、しかも輝かしいこと、淡泊はあっさりとして欲の少ないことです。目指すところは大きく高く持ち、日々の好みや楽しみは控えめにせよというのです。志が低くて好みがぜいたくだと、欲に流されて何も成し遂げられません。反対に、志が高く、暮らしが質素であれば、心は常に目標に向かい、余計なことに乱されません。菜根譚にも通じる考え方です。大きな夢を持ちながら、日常は簡素に保つ。この二つの組み合わせは、仕事で成果を上げる人にしばしば見られる姿でもあります。
この章句が説くこと
立志淡泊修身節制清貧
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