古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

酔古堂剣掃 / 集醒・書中の眼目を尋ね出す

讀書,須尋出書中眼目始得。

新字:読書,須尋出書中眼目始得。

書き下し

書を讀むは、須らく書中の眼目を尋ね出して始めて得べし。

現代語訳

書物を読むときは、その書の中の眼目、つまり急所を探し出してこそ、はじめて読んだといえるのです。

解説

読書の要諦を短く述べた一則です。眼目は目と目玉、転じて物事のいちばん大切な要点のことです。書物をただ字面どおりに最後まで読んでも、それだけでは読んだことになりません。その本が何を一番言いたいのか、どこに著者の思いが集まっているのかをつかんで、はじめて読書の意味があるというのです。囲碁でいう眼、絵画でいう画竜点睛の睛のように、全体を生かす一点を見つけることが大切です。仕事で資料を読むときも、報告書や企画書を読むときも同じです。細部を追うことに疲れる前に、この文書の眼目はどこかと問いながら読むと、理解が深まり、要点を人に伝える力も養われるでしょう。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

読書学問要点理解修身

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る