古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

酔古堂剣掃 / 集醒・好んで閨門を談ずる者

好談閨門,及好譏亂者,必為鬼神所怒。非有奇禍,則必有奇窮。

新字:好談閨門,及好譏乱者,必為鬼神所怒。非有奇禍,則必有奇窮。

書き下し

好んで閨門を談じ、及び好んで亂を譏る者は、必ず鬼神の怒る所と為る。奇禍有るに非ざれば、則ち必ず奇窮有り。

現代語訳

人の家庭の奥の事情をあれこれ話したがる者や、人の乱れた行いを好んでそしる者は、必ず鬼神の怒りを買います。思いがけない災いに遭うのでなければ、必ずひどく困窮することになります。

解説

人の私生活や醜聞を話題にすることを、強く戒めた一則です。閨門は家の奥、とくに夫婦や男女の私事を指し、譏乱は人の乱れた行いをそしることです。こうした話題は人の好奇心をそそり、話す側は面白がりますが、話される側にとっては深い傷になります。それを鬼神が怒るというのは、天の道にそむく行いだということを強く言い表したものです。奇禍は思いがけない災い、奇窮は並外れた困窮です。昔も今も、人の私生活の噂は広まりやすく、それを楽しむ風潮があります。しかし人の不幸や秘密を話の種にすることは、いずれ自分の信用を損ない、身に返ってくるものだと心得ておきたいものです。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

慎言噂陰徳処世戒め

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る