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尚書 / 畢命

欽若先王成烈,以休于前政。」

書き下し

欽みて先王の成烈に若ひ、以て前政より休くせよ。」

現代語訳

謹んで先王の成し遂げた功業に従い、それによって前の政よりもさらによくせよ。」

解説

畢命の結びで、王は畢公に、謹んで先王の成し遂げた功業に従い、前の政よりもさらによくせよと命じる。受け継ぐことと改善することが一つの文に並べられている点が興味深い。篇の冒頭で「政は俗に由りて革まる」と述べたように、先王の業に従うことは、ただ同じことを繰り返すことではなく、時代に合わせてよりよくしていくことでもあった。周公・君陳から畢公へと続く成周の統治は、その実践として描かれている。前任者のやり方を尊重しながら、そこにとどまらず一段よいものにして次に渡す。引き継いだ仕事に向き合う姿勢の手本として読める。本篇は東晋期に伝わった古文尚書に属し、後世の編纂とみる説が有力である。

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