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尚書 / 周官

不學墻面,蒞事惟煩。戒爾卿士,

新字:不学墻面,莅事惟煩。戒爾卿士,

書き下し

学ばざれば墻に面す、事に蒞(のぞ)みて惟れ煩はし。爾卿士を戒む、

現代語訳

学ばなければ、垣根に顔を向けて立つように何も見えず、事に臨んでもただ煩わしく乱れるばかりである。汝ら卿士(執政の官たち)に戒める、

解説

「学ばざれば墻に面す」は、学ばない者は垣根に顔を向けて立っているようなもので、前が何も見えないという譬えである。そういう者が事に当たれば、ただ煩わしく混乱するばかりだという。論語の陽貨篇にも、孔子が子の伯魚に、周南・召南を学ばなければ墻に正面して立つようなものだと語った言葉があり、学問の欠如を表す成句として広く用いられた。この句のあと、王は卿士たちへの戒めへと話を移していく。経験だけに頼り、学ぶことをやめた人は、新しい事態に出会うと見通しが立たずに右往左往する。役職が上がるほど学び続けることの大切さを教えている。本篇は東晋期に伝わった古文尚書に属し、後世の編纂とみる説が有力である。

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