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呻吟語 / 外篇・詞章・偏重の言を以て訓を垂る

而不善讀書者,每以偏重之言垂訓,亂道也夫!誣聖也夫!

新字:而不善読書者,毎以偏重之言垂訓,乱道也夫!誣聖也夫!

書き下し

而るに善く書を讀まざる者は、每に偏重の言を以て訓を垂る。道を亂すかな。聖を誣ふるかな。

現代語訳

ところが上手に書を読まない者は、いつも偏った重みのある言葉で教えを垂れます。道を乱すことです。聖人を偽ることです。

解説

前の段を受けて、誤読の結果を示します。その場の矯正のための言葉を、普遍の教えとして掲げる。道が乱れ、聖人が偽られます。引用の誤りが、二つの重い罪として名指されているのが要点です。前に出てきた、権を経として行うという議論とも通じ、場面限定のものを一般化する危うさが示されています。場面限定のものを一般化する危うさが、示されます。

この章句が説くこと

誤読偏重一般化乱道誣聖

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