呻吟語 / 外篇・詞章・其の自然に任す
要之同歸於任其自然,不事造作。
新字:要之同帰於任其自然,不事造作。
書き下し
之を要するに同じく其の自然に任せ、造作を事とせざるに歸す。
現代語訳
要するに、どちらも自然に任せて、作りごとに凝らないところに帰します。
解説
前の段の楷書と草書を、一つにまとめます。静と動で正反対に見えても、自然に任せて作らない点では同じです。技巧を凝らせば、端正さも変化も作りごとになります。前に出てきた、削り磨くことに凝るなという段と同じ立場で、書法の議論が最後に自然の一語へ収束する形になっています。技巧を凝らせば、端正さも変化も作りごとになります。書法の議論が、自然の一語へ収束しています。
この章句が説くこと
自然造作収束書法共通
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