師導古典を学びたいすべての人に

呻吟語 / 外篇・詞章・經に據るは理に據るに如かず

議論之家,旁引根據,然而,據傳莫如據經,據經莫如據理。

新字:議論之家,旁引根拠,然而,拠伝莫如拠経,拠経莫如拠理。

書き下し

議論の家は、旁く引き根據す。然り而して、傳に據るは經に據るに如かず、經に據るは理に據るに如かず。

現代語訳

議論をする者は広く引いて根拠とします。しかし、注釈に拠るのは経に拠るのに及ばず、経に拠るのは理に拠るのに及びません。

解説

根拠の強さを三段に並べます。注釈より経、経より理。経典を最上に置かないのが要点で、理が最も上とされます。経も理を写したものだからでしょう。前に出てきた、文は道を載せるものだという段と同じ立場です。権威に拠るのではなく、筋が通っているかどうかを最後の拠り所とする姿勢が、詞章篇の議論の作法として示されています。

この章句が説くこと

根拠三段

関連する章句

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ
いま登録すると、7日間すべての機能を無料でお試しいただけます。 無料ではじめる