呻吟語 / 外篇・廣喻・水銀は豈に蕩漾す可けんや
水銀豈可蕩漾,沐猴更莫教調。
書き下し
水銀は豈に蕩漾す可けんや。沐猴は更に教調する莫かれ。
現代語訳
水銀をどうして揺り動かしてよいでしょうか。猿にこれ以上仕込んではいけません。
解説
扱ってはならないものを、二つ挙げます。水銀は揺らせば散って集められず、猿は仕込むほど人真似がひどくなります。どちらも手を加えることで収拾がつかなくなる性質です。人にも当てはめて読める比喩で、動かすべきでない性質と、教えるほど悪くなる相手を見分けよという含みが読み取れます。手を加えることで、収拾がつかなくなる性質です。人にも当てはめて読める、含みのある比喩になっています。
この章句が説くこと
水銀猿扱わない収拾見分け
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