呻吟語 / 外篇・廣喻・白花菜
白花菜,掐不盡,一股掗十頭,一夜生三寸。
新字:白花菜,掐不尽,一股掗十頭,一夜生三寸。
書き下し
白花菜は、掐むも盡きず。一股に十頭を掗し、一夜に三寸を生ず。
現代語訳
白花菜は摘んでも尽きません。一本の茎に十の芽を付け、一晩で三寸伸びます。
解説
摘んでも尽きない野菜を描きます。一本に十の芽、一晩で三寸。摘むほどに増える生命力です。良い意味にも悪い意味にも取れる像で、尽きない生産力とも、除いても除いても生えてくる厄介さとも読めます。前後に置かれた短い比喩の並びのなかで、増殖するものの勢いを示した一段になっています。尽きない生産力とも、厄介さとも読める像です。増殖するものの勢いが、短い句に収められています。
この章句が説くこと
白花菜増殖生命力摘む勢い
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