呻吟語 / 内篇・應務・枝葉を救ふも甚の事をか成し得ん
萬弊都有個由來,只救枝葉成得甚事?
新字:万弊都有個由来,只救枝葉成得甚事?
書き下し
萬弊都て個の由來有り。只だ枝葉を救ふも甚の事をか成し得ん。
現代語訳
万の弊害には、みな出どころがあります。ただ枝葉を手当てするだけで、何が成し遂げられるでしょうか。
解説
問題への対処を、根と枝葉に分けます。弊害がいくつあっても出どころは一つなのに、人はたいてい枝葉を手当てして終わる。談道篇にあった、千の病も一つの根本を治すという段と同じ主張です。短いぶん標語のように使えて、対策を並べる会議の場で思い出すべき一行になっています。対策を並べる会議の場で、思い出すべき一行になっています。
この章句が説くこと
根本枝葉弊害対策由来
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