呻吟語 / 外篇・廣喻・百尺竿頭に步を進む
弄潮於萬層波面,進步於百尺竿頭。
新字:弄潮於万層波面,進歩於百尺竿頭。
書き下し
萬層の波面に潮を弄し、百尺の竿頭に步を進む。
現代語訳
万層の波の上で潮と戯れ、百尺の竿の先でさらに一歩進みます。
解説
二つの極限の場面を並べます。高い波の上で潮と戯れ、百尺の竿の先でさらに進む。どちらも、もうこれ以上ないと思われる場所からさらに踏み出す像です。禅の語を踏まえていますが、危うさと進取が同居しています。前に出てきた、極まれば反るという段と並べて読むと、緊張のある一句になっています。危うさと進取が、同居している一句になっています。極まれば反るという段と並べると、緊張が増します。
この章句が説くこと
弄潮百尺竿頭極限一歩進取
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