呻吟語 / 外篇・廣喻・其の重きに勝へず
使他人之首枕我肩,他人之身在我足,則不勝其重矣。
書き下し
他人の首をして我が肩に枕せしめ、他人の身をして我が足に在らしめば、則ち其の重きに勝へず。
現代語訳
他人の頭を自分の肩に載せ、他人の体を自分の足に載せれば、その重さに堪えられません。
解説
前の段を受けて、同じ重さでも他人のものなら堪えられないと示します。物理的な重量は変わらないのに、感じ方がまるで違います。自分のものかどうかで負担感が決まるという構図で、前に出てきた、役所の建物は私宅ほど堅くないという段と同じ人情が働いています。二段で自他の違いが鮮やかに示されています。二段で、自他の違いが鮮やかに示されています。
この章句が説くこと
他人重さ負担感自他同じ重量
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