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呻吟語 / 外篇・廣喻・自ら孤なる所以

嗚呼!士君子共事而忘人之急,無乃所以自孤也夫?

書き下し

嗚呼、士君子共に事へて人の急を忘るるは、乃ち自ら孤なる所以なる無からんや。

現代語訳

ああ、士君子が共に仕えながら人の急場を忘れるのは、自分を孤立させることにほかならないのではないでしょうか。

解説

前の段の狭い道の理屈を、人の関係に当てはめます。同じ場で働く者が相手の急場を放っておけば、自分も進めなくなります。だからそれは自分を孤立させることだ、と。問いの形で置かれているぶん、押しつけがましくありません。助け合いの理由を、道徳ではなく自分の立ち位置から説いた一段になっています。助け合いの理由を、自分の立ち位置から説きます。

この章句が説くこと

共事急場孤立自利放置

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