呻吟語 / 外篇・廣喻・疾を醫するに何を以てす
玄奇之疾,醫以平易。英發之疾,醫以深沉;闊大之疾,醫以充實。
新字:玄奇之疾,医以平易。英発之疾,医以深沈;闊大之疾,医以充実。
書き下し
玄奇の疾は、醫するに平易を以てす。英發の疾は、醫するに深沉を以てす。闊大の疾は、醫するに充實を以てす。
現代語訳
玄妙で奇抜に傾く病は、平易なもので治します。才気が外に出すぎる病は、深く沈んだもので治します。広く大きすぎる病は、充実したもので治します。
解説
性質の偏りを病と見て、それぞれ反対のもので治すと示します。玄妙には平易、才気には深み、広大には充実。どれも足りないものを補う形です。長所が過ぎれば病になるという前提があり、伸ばすのではなく釣り合わせるという方針が示されています。自分の傾きに、何を足すべきかを考えさせる一段になっています。伸ばすのではなく、釣り合わせるという方針です。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
偏り病反対補う釣り合い
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