呻吟語 / 外篇・廣喻・世間惟だ此の五照
水簽、燈燭、日、月、眼,世間惟此五照,宜謂五明。
新字:水簽、灯燭、日、月、眼,世間惟此五照,宜謂五明。
書き下し
水簽・燈燭・日・月・眼、世間惟だ此の五照のみ。宜しく五明と謂ふべし。
現代語訳
水面に映るもの、灯火と蝋燭、日、月、眼。世の中にこの五つの照らすものだけがあります。五つの明かりと呼ぶべきです。
解説
照らすものを五つ数え上げます。水の反射、灯火、日、月、そして眼。眼が入っているのが要点で、光を出すものと受け取るものが同じ列に並べられています。見えるという現象が、照らすものと見る目の両方で成り立つからでしょう。五行になぞらえて五明と呼ぼうという提案も、物理篇らしい遊び心を含んでいます。光を出すものと受け取るものが、同じ列に並びます。見えるという現象が、両方で成り立つからでしょう。
この章句が説くこと
五照眼光反射五明
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