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呻吟語 / 外篇・物理・池に臨む者は仰觀を必ずしもせず

臨池者不必仰觀,而日月星辰可知也;閉戶者不必遊覽,而陰睛寒暑可知也。

新字:臨池者不必仰観,而日月星辰可知也;閉戸者不必遊覧,而陰睛寒暑可知也。

書き下し

池に臨む者は仰觀を必ずしもせずして、日月星辰知る可きなり。戶を閉ざす者は遊覽を必ずしもせずして、陰睛寒暑知る可きなり。

現代語訳

池のほとりにいる者は、必ずしも仰ぎ見なくても日月星辰を知ることができます。戸を閉ざしている者は、必ずしも出歩かなくても曇り晴れ寒暑を知ることができます。

解説

直接見なくても分かる方法を、二つ挙げます。池の水面に映る天体と、閉じた家の中でも感じられる天候。どちらも間接の徴から本体を知る例です。観察の範囲を広げるより、手元の徴を読むほうが確かな場合があるということでしょう。物理篇らしい、身近な事実からの気づきが記された一段になっています。手元の徴を読むほうが、確かな場合があります。身近な事実からの気づきが、記された一段です。
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この章句が説くこと

間接水面徴観察手元

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