人物志 / 自序
察其所安,觀其所由,以知居止之行。
新字:察其所安,観其所由,以知居止之行。
書き下し
其の安んずる所を察し、其の由る所を觀て、以て居止の行を知る。
現代語訳
その人が何に安心していられるかを観察し、何を頼りにして行動しているかを見ることで、日頃の身の処し方を知ることができる。
解説
人物志は、相手を知る手がかりとして、何に安心していられるか、何を頼りに行動しているかという二つの観察点を挙げる。言葉や肩書だけでは見えない部分が、日頃の身の処し方には現れる。誰かと信頼関係を築こうとするとき、相手が何を喜び、何に頼って動いているかに目を向けると、見え方が変わってくる。これは相手だけでなく、自分自身を振り返る手がかりにもなる。
この章句が説くこと
観察安心日頃の行い
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