古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 外篇・人情・初念最も熾なり

人欲之動,初念最熾,須要遲遲,就做便差了。天理之動,初念最勇,須要就做,遲遲便歇了。

新字:人欲之動,初念最熾,須要遅遅,就做便差了。天理之動,初念最勇,須要就做,遅遅便歇了。

書き下し

人欲の動くは、初念最も熾なり。須らく遲遲たるべし。就ち做さば便ち差ふ。天理の動くは、初念最も勇なり。須らく就ち做すべし。遲遲たれば便ち歇む。

現代語訳

人の欲が動くときは、最初の思いが最も激しい。ゆっくりすべきです。すぐやれば誤ります。天の理が動くときは、最初の思いが最も勇ましい。すぐやるべきです。ゆっくりすれば止んでしまいます。

解説

最初の思いの扱いを、欲と理で正反対にします。どちらも最初が最も強いという点は同じですが、欲はすぐやれば誤り、理はゆっくりすれば消えます。だから欲には遅れを、理には即行を。同じ勢いを、正反対に扱う必要があるわけです。判断の材料は強さではなく、それがどちらから来ているかになります。実行に直結する一段です。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

初念欲理遅速正反対

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る