師導古典を学びたいすべての人に

呻吟語 / 外篇・人情・多感を怕れず、愛感を怕る

不怕多感,只怕愛感。世之逐逐戀戀,皆愛感者也。

新字:不怕多感,只怕愛感。世之逐逐恋恋,皆愛感者也。

書き下し

多感を怕れず、只だ愛感を怕る。世の逐逐戀戀たるは、皆な愛感なる者なり。

現代語訳

感じることが多いのは恐れません。ただ感じることを愛するのを恐れます。世の中で追いかけ回し未練を残すのは、みな感じることを愛する者です。

解説

感受性の豊かさ自体は問題にしません。恐れるのは、感じること自体を好んでしまう状態です。そうなると、感じるために対象を追いかけるようになります。世の中で追いかけ回し未練を残す姿が、その例として挙げられます。目的と手段が入れ替わっているわけです。豊かに感じることと、感じたがることを分けた一段になっています。

この章句が説くこと

多感愛感逆転未練追いかけ

関連する章句

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ
いま登録すると、7日間すべての機能を無料でお試しいただけます。 無料ではじめる