師導古典を学びたいすべての人に

呻吟語 / 内篇・存心・只だ去りて沾戀するを怕る

不怕來濃艷,只怕去沾戀。

新字:不怕来濃艶,只怕去沾恋。

書き下し

來たりて濃艷なるを怕れず、只だ去りて沾戀するを怕る。

現代語訳

やってくるものが濃く艶やかであることは恐れません。ただ去った後に染みついて執着することを恐れます。

解説

恐れるべき場所が、出会いの時から別れの後へ移されます。目の前に来たものが華やかであること自体は問題ではない、と。問題は去った後に心に残り、引きずることです。前に置かれた鏡の比喩と同じ構えで、来れば照らし去れば消えるのが正しい。誘惑を避けるのではなく、後を引かないことを課題にする、十二字の一句です。出会いを断つより、別れ方を鍛えよという方針になっています。

この章句が説くこと

濃艶執着残留後引き

関連する章句

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ
いま登録すると、7日間すべての機能を無料でお試しいただけます。 無料ではじめる