師導古典を学びたいすべての人に

呻吟語 / 外篇・人情・禍は福を求むるより大なるは莫し

福莫大於無禍,禍莫大於求福。

書き下し

福は禍無きより大なるは莫く、禍は福を求むるより大なるは莫し。

現代語訳

福は禍が無いこと以上に大きいものはなく、禍は福を求めること以上に大きいものはありません。

解説

福と禍を、それぞれ定義し直します。最大の福は禍が無いこと、つまり何も起こらない状態です。最大の禍は福を求めること、つまり求める行為そのものです。二つを繋げると、求めなければ最大の福に近いという結論になります。前に出てきた、望ましいものを求める行為が反対物になるという段と同じ構図が、福禍に当てはめられています。

この章句が説くこと

福禍無事求める定義逆転

関連する章句

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ
いま登録すると、7日間すべての機能を無料でお試しいただけます。 無料ではじめる