師導古典を学びたいすべての人に

呻吟語 / 外篇・人情・名望相ひ近ければ則ち相ひ妒む

古人名望相近則相得,今人名望相近則相妒。

書き下し

古人は名望相ひ近ければ則ち相ひ得たり。今人は名望相ひ近ければ則ち相ひ妒む。

現代語訳

昔の人は名望が近ければ互いに気が合いました。今の人は名望が近ければ互いに妬み合います。

解説

同じ条件が、正反対の結果を生むと示します。名望が近いことは、昔なら気が合う理由で、今なら妬み合う理由です。違いは、比べる相手として見るかどうかでしょう。近いからこそ差が気になるという心の動きが、時代の変化として語られています。前の段と合わせて、同輩との関係の悪化が二段で描かれた形です。近いからこそ差が気になる、という心の動きです。同輩との関係が、時代とともに悪くなった形です。

この章句が説くこと

名望同輩気が合う妬み比較

関連する章句

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ
いま登録すると、7日間すべての機能を無料でお試しいただけます。 無料ではじめる