呻吟語 / 外篇・治道・城門の四聯
城門四聯:「東延和門:『青帝布陽春,鬱鬱蔥蔥生氣溢沙隨之外;黃堂流德澤,融融液液太和在梁苑之西。』南文明門:『萬丈文光北射斗牛通魁柄;三星物採東聯箕尾上台躔。』西寶成門:『萬寶告成,耕夫織婦白叟黃童年年歌大有;五徵來備,東舍西鄰南村北疃處處樂同人。』北鍾祥門:『洪濤來萬里恩波,遠抱崇墉浮瑞靄;玄女注千年聖水,潛滋環海護生靈。』」
新字:城門四聯:「東延和門:『青帝布陽春,鬱鬱蔥蔥生気溢沙随之外;黄堂流徳沢,融融液液太和在梁苑之西。』南文明門:『万丈文光北射斗牛通魁柄;三星物採東聯箕尾上台躔。』西宝成門:『万宝告成,耕夫織婦白叟黄童年年歌大有;五徴来備,東舎西鄰南村北疃処処楽同人。』北鍾祥門:『洪濤来万里恩波,遠抱崇墉浮瑞靄;玄女注千年聖水,潜滋環海護生霊。』」
書き下し
城門の四聯。「東の延和門。『青帝陽春を布き、鬱鬱蔥蔥として生氣沙隨の外に溢る。黃堂德澤を流し、融融液液として太和梁苑の西に在り』。南の文明門。『萬丈の文光北のかた斗牛を射て魁柄に通ず。三星の物採東のかた箕尾に聯なりて台躔に上る』。西の寶成門。『萬寶成るを告ぐ、耕夫織婦白叟黃童年年大有を歌ふ。五徵來り備はる、東舍西鄰南村北疃處處同人を樂しむ』。北の鍾祥門。『洪濤萬里の恩波を來し、遠く崇墉を抱きて瑞靄を浮かぶ。玄女千年の聖水を注ぎ、潛かに環海を滋して生靈を護る』」。
現代語訳
城門の四つの対句。東の延和門。春の神が陽の春を布き、青々と茂って生気が沙隨の外まで溢れる。役所は徳の恵みを流し、和やかに溶け合って大いなる和が梁苑の西にある。南の文明門。万丈の文の光が北の斗と牛の星を射て魁の柄に通じる。三つ星の彩りが東の箕と尾に連なり三台の星座に上る。西の宝成門。万の宝が成ったと告げ、耕す男も織る女も白髪の老人も黄色い髪の子も年ごとに大豊作を歌う。五つの徴が来て備わり、東の家も西の隣も南の村も北の里もあちこちで人と同じくすることを楽しむ。北の鍾祥門。大波が万里の恩の波を運び、遠く高い城壁を抱いてめでたい霞を浮かべる。玄女が千年の聖なる水を注ぎ、ひそかに四方の海を潤して生き物を護る。
解説
この章句が説くこと
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