呻吟語 / 内篇・修身・四つの關
仁厚刻薄是修短關,行止語默是禍福關,勤惰儉奢是成敗關,飲食男女是死生關。
新字:仁厚刻薄是修短関,行止語黙是禍福関,勤惰倹奢是成敗関,飲食男女是死生関。
書き下し
仁厚刻薄は是れ修短の關、行止語默は是れ禍福の關、勤惰儉奢は是れ成敗の關、飲食男女は是れ死生の關なり。
現代語訳
思いやりがあるか薄情かは寿命の長短の関門です。動くか止まるか語るか黙るかは禍福の関門です。勤めるか怠るか、倹しくするか奢るかは成敗の関門です。飲食と男女は生死の関門です。
解説
四つの選択と、それぞれが分ける結果を対にして並べます。寿命、禍福、成敗、生死。どれも大きな結果ですが、分かれ目はごく日常的な選択です。とくに最後の飲食と男女を生死の関門とするのが率直で、体を壊す原因の大半がここにあるという実感に基づいています。覚えやすい四対の形にまとめられ、点検表として使える一段です。
この章句が説くこと
関門寿命禍福成敗生死
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