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呻吟語 / 外篇・治道・朝庭你を覓めて奶母を做さしむ

莫以勤勞怨辛苦,朝庭覓你做奶母。

新字:莫以勤労怨辛苦,朝庭覓你做奶母。

書き下し

勤勞を以て辛苦を怨む莫かれ。朝庭你を覓めて奶母を做さしむ。

現代語訳

勤め労することで辛苦を怨んではいけません。朝廷はお前を探してきて乳母をさせているのです。

解説

官職を乳母に譬えます。乳母は自分の楽のためではなく、養う相手のためにいます。だから辛苦を怨む筋合いがありません。譬えが卑近なぶん、率直に届きます。前に出てきた、朝廷は赤子として託し民は父母と呼ぶという段と同じ図柄ですが、こちらは父母ではなく乳母で、雇われた立場であることまで含まれています。雇われた立場であることまで、含まれた譬えです。

この章句が説くこと

乳母辛苦雇われ譬え

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