呻吟語 / 外篇・治道・按察司署の楹帖
按察司署楹帖:「光天化日之下,四方陰邪休行;大冬嚴雪之中,一點陽春自在。」
新字:按察司署楹帖:「光天化日之下,四方陰邪休行;大冬厳雪之中,一点陽春自在。」
書き下し
按察司署の楹帖。「光天化日の下、四方陰邪休行せよ。大冬嚴雪の中、一點の陽春自在なり」。
現代語訳
監察の役所の柱の対句。光り輝く天と明るい日の下、四方の陰で邪なものは行いをやめよ。真冬の厳しい雪のなか、一点の陽の春が自ずとある。
解説
監察の役所に掲げた対句です。上は明るさで陰を追う構えで、光の下では邪が行えないと告げます。下は厳しさのなかの温かさで、真冬の雪の中に一点の春があると述べます。監察という厳しい職に、温かさを残す一句を添えているのが要点です。前に出てきた、厳しい威のなかに育て養う恵みを施すという段と同じ構えになっています。
この章句が説くこと
楹帖按察光陰邪陽春
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