呻吟語 / 外篇・治道・只だ故事に當つ
養士用人,國家存亡第一緊事,而今只當故事。
新字:養士用人,国家存亡第一緊事,而今只当故事。
書き下し
士を養ひ人を用ふるは、國家存亡の第一の緊事なり。而今只だ故事に當つ。
現代語訳
士を養い人を用いることは、国家の存亡における第一の急務です。今はただ慣例として片付けられています。
解説
人材の養成と登用を、存亡の第一の急務とします。そして現状が一句で示されます。慣例として片付けられている。最も重い課題が、最も形式的に扱われているという対比です。前に出てきた、学びの政を持ち出すと笑われるという段と同じ指摘が、より短い形で繰り返されており、この主題への執着が見えます。この主題への執着が、繰り返しから見えてきます。
この章句が説くこと
養士用人第一慣例形式化
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