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呻吟語 / 外篇・治道・皆な吾が民なり

天下之民皆朝廷之民,皆天地之民,皆吾民。

書き下し

天下の民は皆な朝廷の民なり、皆な天地の民なり、皆な吾が民なり。

現代語訳

天下の民はみな朝廷の民であり、みな天地の民であり、みな自分の民です。

解説

民の帰属を、三段で重ねます。朝廷の民、天地の民、そして自分の民。範囲が広がっていくのではなく、同じ人が三重に数えられています。だから誰も自分と無関係にはなりません。管轄の外だという言い逃れを封じる形で、前に出てきた、宇宙のうちはみな儒者の仕事だという段と同じ立場が、民の側から述べられた一段になっています。
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この章句が説くこと

民三重帰属管轄我が民

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