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呻吟語 / 外篇・治道・滿朝只だ三個の人を消す

要天下太平,滿朝只消三個人,一省只消兩個人。

新字:要天下太平,満朝只消三個人,一省只消両個人。

書き下し

天下の太平ならんことを要せば、滿朝只だ三個の人を消し、一省只だ兩個の人を消す。

現代語訳

天下が太平であることを求めるなら、朝廷中でわずか三人で足り、一つの省でわずか二人で足ります。

解説

太平に必要な人数を、極端に少なく見積もります。朝廷に三人、一省に二人。数が足りないから治まらないのではない、という主張です。前に出てきた、どんな人にも使える点があるという段や、良い役人は選び方と励まし方の問題だという段と同じ方向で、人材難という言い訳を封じています。要は、本当に要となる人が数人いるかどうか。短い一句ですが、視点を数から質へ移す働きをしています。

この章句が説くこと

人数太平言い訳

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