古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 外篇・治道・一變すれば則ち人人覬覦を生ず

故常不至大壞極敝,只宜調適,不可輕變,一變則人人生覬覦。

新字:故常不至大壊極敝,只宜調適,不可軽変,一変則人人生覬覦。

書き下し

故に常は大いに壞れ極めて敝するに至らずんば、只だ宜しく調適すべく、輕く變ず可からず。一たび變ずれば則ち人人覬覦を生ず。

現代語訳

だから常は大きく壊れきわめて傷むところまで至らなければ、ただ調節すべきで、軽々しく変えてはいけません。ひとたび変えれば、人々がみな覬覦の心を起こします。

解説

前の段の常を受けて、変えない原則を示します。大きく壊れるまでは調節にとどめる。理由は一つで、変えれば人々が覬覦の心を起こすからです。一度変わると分かれば、次は自分に有利にできると誰もが考えます。当然だと思っていたものが、交渉の対象に変わるわけです。次の段で、その後に何が起こるかが具体的に描かれます。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

常不変調節覬覦交渉

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る