古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 外篇・治道・憂時者は傷心して之を慟む

吏治安得修舉?民生安得輯寧?憂時者,傷心慟之。

書き下し

吏治安んぞ修舉するを得ん。民生安んぞ輯寧なるを得ん。時を憂ふる者は、傷心して之を慟む。

現代語訳

役人の治め方がどうして正され立て直されるでしょうか。民の暮らしがどうして落ち着き安らぐでしょうか。時を憂える者は、心を痛めてこれを慟哭します。

解説

前の段の馴れ合いを受けて、二つの反問を置きます。役人の治め方が正されるか、民の暮らしが安らぐか。答えは書かれていませんが、否定であることは明らかです。そして憂える者の慟哭で締められます。解決策ではなく嘆きで終わる構成は治道篇にたびたび現れ、手が届かないことへの苛立ちが率直に出ています。篇の途中に置かれた、率直な中休みのような一段です。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

吏治民生反問慟哭無力

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る