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呻吟語 / 外篇・治道・委曲必至の情を體す

王道感人處,只在以我真誠怛惻之心,體其委曲必至之情。

新字:王道感人処,只在以我真誠怛惻之心,体其委曲必至之情。

書き下し

王道の人を感ぜしむる處は、只だ我が真誠怛惻の心を以て、其の委曲必至の情を體するに在り。

現代語訳

王道が人を動かすところは、ただ自分の真実で痛む心をもって、相手の込み入って行き着くはずの情を我が身に置くことにあります。

解説

王道が人を動かす仕組みを、一句で示します。自分の側は真実で痛む心、相手の側は込み入って行き着く情。この二つが噛み合うところが要点です。相手の情を込み入ったものとして扱っているのが特徴で、単純に察するのではありません。前に出てきた、人の心はすべて声や顔色に出ないという段と合わせると、汲む難しさが前提になっていると分かります。

この章句が説くこと

王道真誠委曲体する感化

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