師導古典を学びたいすべての人に

呻吟語 / 外篇・品藻・再び利中に義の字を尋ぬる沒し

眾人但於義中尋個利字,再沒於利中尋個義字。

新字:眾人但於義中尋個利字,再没於利中尋個義字。

書き下し

眾人は但だ義中に於て個の利の字を尋ね、再び利中に於て個の義の字を尋ぬる沒し。

現代語訳

大勢の人は義の中に利という字を探すばかりで、利の中に義という字を探すことはありません。

解説

義と利の探し方の向きを問います。義の中に利を探すのは、正しいことをしながら得も取ろうとすること。逆に利の中に義を探すのは、得られる場面でも正しさを確かめることです。後者をする人がいないと言い切ります。二十字足らずで、動機の向きを言い当てた一段になっています。探す向きを変えるだけで、態度が入れ替わります。

この章句が説くこと

義利向き探す動機

関連する章句

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ
いま登録すると、7日間すべての機能を無料でお試しいただけます。 無料ではじめる