司馬法 / 嚴位
凡人:死愛,死怒,死威,死義,死利。
書き下し
凡そ人は、愛に死し、怒りに死し、威に死し、義に死し、利に死す。
現代語訳
人は、愛のために命を懸け、怒りのために命を懸け、威信のために命を懸け、正義のために命を懸け、利益のために命を懸ける。
解説
人が本気で力を尽くす動機を、愛情・怒り・威信・正義・利益の五つに整理している。誰かのため、許せない何かへの怒り、面目を保つため、正しさのため、あるいは得るもののため。人を動かすときも、自分が動くときも、この五つのどれが働いているかを見極めると、意欲の源がはっきりする。動機を混同したまま行動すると、途中で息切れしやすい。
この章句が説くこと
動機五つの原動力人間観察