師導古典を学びたいすべての人に

呻吟語 / 外篇・品藻・豪傑英雄と端人正士

或問:「某公如何?」曰:「可謂豪傑英雄,不可謂端人正士。」

書き下し

或るひと問ふ、「某公は如何」と。曰く、「豪傑英雄と謂ふ可きも、端人正士と謂ふ可からず」と。

現代語訳

ある人が問いました。あの方はどうですか。答えて言う。豪傑英雄とは言えますが、まっすぐな士とは言えません。

解説

人物評を、二つの尺度で分けます。豪傑であることと、まっすぐであること。片方を認めながら片方を否定するので、褒めているのか貶しているのか一言では言えません。次の段でさらに別の人物が評され、三つの位が示されます。人物を一つの軸で測らない評し方の実例です。片方を認めて片方を否定する、含みのある評し方です。

この章句が説くこと

人物評豪傑正士二軸実例

関連する章句

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ
いま登録すると、7日間すべての機能を無料でお試しいただけます。 無料ではじめる