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呻吟語 / 外篇・品藻・此れ人を觀る者の忽せにする所

心跡之間,不可以不辯也。此觀人者之所忽也。

新字:心跡之間,不可以不弁也。此観人者之所忽也。

書き下し

心跡の間は、以て辯ぜざる可からざるなり。此れ人を觀る者の忽せにする所なり。

現代語訳

心と跡のあいだは、見分けないわけにいきません。これは人を観る者が疎かにしがちなところです。

解説

前の段を受けて、心と跡を分けて見よと言います。跡が良くても心が悪い場合があり、跡が悪くても心が無心な場合がある。そして見分けを疎かにしがちだと指摘します。前に出てきた、心はそうでないのに跡がそう見えるという段と同じ主題で、こちらは観る側への注意になっています。跡が良くても心が悪い場合があり、逆もあるのです。

この章句が説くこと

心跡見分け観人疎か注意

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