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呻吟語 / 外篇・品藻・更に一語を須ひず

言語以不肖而多,若皆上智人,更不須一語。

書き下し

言語は不肖を以て多し。若し皆な上智の人ならば、更に一語を須ひず。

現代語訳

言葉は愚かさのぶんだけ多くなります。もしみなが上等の智者であれば、一言も要りません。

解説

言葉の量を、愚かさの量として測ります。分かっていれば説明が要らないからです。そして全員が智者なら一言も要らないと極論します。前に出てきた、深く分かった者だけが浅く言えるという段と同じ方向で、こちらは量そのものを指標にしています。自分の説明の長さが測られる一段です。自分の説明の長さが、そのまま測られる一段です。

この章句が説くこと

言葉愚かさ説明指標

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