呻吟語 / 外篇・品藻・讀む底は古人の書、作す底は俗人の事
可恨讀底是古人書,作底是俗人事。
新字:可恨読底是古人書,作底是俗人事。
書き下し
恨む可し、讀む底は是れ古人の書、作す底は是れ俗人の事なり。
現代語訳
残念なことです。読んでいるのは古人の書なのに、しているのは俗人の事です。
解説
読むものと行うもののずれを、二十字足らずで突きます。問学篇にも同じ主旨の段がありましたが、こちらはさらに短く、嘆きの形になっています。読書量でも理解度でもなく、行いとの一致だけが問われる。読書を続けている人ほど、繰り返し戻ってくる一句になっています。読書を続けている人ほど、繰り返し戻ってくる一句です。読書量でも理解度でもなく、行いとの一致だけが問われます。
この章句が説くこと
読書行いずれ俗嘆き
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