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呻吟語 / 外篇・品藻・樂は內外を知るを要す

樂要知內外。聖賢之樂在心,故順逆窮通隨處皆泰;眾人之樂在物,故山溪花鳥遇境才生。

新字:楽要知内外。聖賢之楽在心,故順逆窮通随処皆泰;衆人之楽在物,故山渓花鳥遇境才生。

書き下し

樂は內外を知るを要す。聖賢の樂は心に在り、故に順逆窮通處に隨ひて皆な泰なり。眾人の樂は物に在り、故に山溪花鳥境に遇ひて才かに生ず。

現代語訳

楽しみは内と外を知ることが必要です。聖賢の楽しみは心にあるので、順境でも逆境でも行き詰まっても通じても、どこにいても安らかです。大勢の人の楽しみは物にあるので、山や谷や花や鳥といった場面に出会って初めて生まれます。

解説

楽しみの在り処を、心と物に分けます。心にあれば場所を選ばず、物にあれば場面に依存します。前に出てきた、楽しみを学ぶ流派への批判とも通じますが、こちらは楽しみ自体を否定せず、出どころを問うだけです。どこでも楽しめるかどうかで、在り処が判定できる形になっています。どこでも楽しめるかどうかで、在り処が判定できます。
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この章句が説くこと

楽内外心物依存

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