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呻吟語 / 外篇・品藻・太和中より發出す

太和中發出,金石可穿,何況民物有不孚格者乎?

新字:太和中発出,金石可穿,何況民物有不孚格者乎?

書き下し

太和中より發出せば、金石も穿つ可し。何ぞ況んや民物の孚格せざる者有らんや。

現代語訳

大いなる和の中から発すれば、金や石さえ穿てます。まして民や物で、信じ通じないものがあるでしょうか。

解説

感化の力を、和の中から出るかどうかに置きます。和から出れば金石さえ穿つ。だから人や物なら言うまでもない、と。前に出てきた、誠が通れば鳥の卵が雛に化すという段と同じ主張で、こちらは硬さの極みである金石を持ち出すことで、和の柔らかさとの対比が際立っています。硬さの極みを持ち出すことで、和の柔らかさが際立ちます。

この章句が説くこと

太和感化金石通じる柔剛

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