古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 外篇・品藻・初め口を開けば便ち是れ煞尾語

初開口便是煞尾語,初下手便是盡頭著,此人大無含蓄,大不濟事,學者戒之。

新字:初開口便是煞尾語,初下手便是尽頭著,此人大無含蓄,大不済事,学者戒之。

書き下し

初め口を開けば便ち是れ煞尾語、初め手を下せば便ち是れ盡頭の著なり。此の人大いに含蓄無く、大いに事を濟さず。學者之を戒めよ。

現代語訳

口を開いたとたんに、もう話の締めくくりの言葉を言う。手をつけたとたんに、もう行き止まりの手を打つ。こういう人はまるで含みが無く、まるで事を成し遂げられません。学ぶ者はこれを戒めなさい。

解説

最初から最後の手を出してしまう癖を戒めます。締めの言葉も行き止まりの一手も、そこから先が無い。含みが残らないので、事が続きません。前に出てきた、余りを残せという段や、尽くすという一字が自分の病だという告白と同じ主題です。会話にも仕事にも当てはまる一段になっています。会話にも仕事にも当てはまる、実に広い一段になっています。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

含蓄余地締め一手癖

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る