呻吟語 / 外篇・品藻・斗筲の人は富貴を重んず
上士宜道德,中士重功名,下士重辭章,斗筲之人重富貴。
新字:上士宜道徳,中士重功名,下士重辞章,斗筲之人重富貴。
書き下し
上士は道德に宜しく、中士は功名を重んじ、下士は辭章を重んじ、斗筲の人は富貴を重んず。
現代語訳
上の士は道徳をふさわしいものとし、中の士は功名を重んじ、下の士は文辞を重んじ、器の小さい人は富貴を重んじます。
解説
重んじるものの違いで、士を四段に分けます。道徳、功名、文辞、富貴。順に外側へ、また目に見えるものへ移っていきます。文辞が下の士とされているのが特徴で、文才を誇ることは低く見られています。何を重んじているかを言えば、その人の段が分かるという簡潔な物差しになっています。何を重んじているかを言えば、その人の段が分かります。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
四段道徳功名辞章富貴
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