呻吟語 / 外篇・品藻・上士は名を好まず
古今士率有三品:上士不好名,中士好名,下士不知好名。
書き下し
古今の士は率ね三品有り。上士は名を好まず、中士は名を好み、下士は名を好むを知らず。
現代語訳
昔から今まで、士にはおおよそ三つの品があります。上の士は名を好まず、中の士は名を好み、下の士は名を好むことさえ知りません。
解説
名声への向き合い方で、士を三段に分けます。好まない、好む、好むことを知らない。最下段が独特で、名を好まないのではなく、名という価値そのものを知らない状態です。上段と最下段は外から見れば似ていますが、中身は正反対。前に出てきた、名を好むことで君子を責めるなという段と合わせて読める一段です。上段と最下段は外から似ていますが、中身は正反対です。
この章句が説くこと
名三品上士下士区別
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